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子供の虫歯の感染率について

子供の虫歯の感染率というのは、だいたい3歳くらいまでに決まってしまうことをご存知でしょうか?もちろん、これは厳密な意味ではありませんが、特定の時期を虫歯菌に感染せずに済むと、それ以降の虫歯の発症率も大きく低下することがわかっているのです。今回はそんな子供の虫歯の感染率についてわかりやすく解説します。

 

▼「感染の窓」が開く時期

 

子供には、「感染の窓」が開く時期があり、具体的には1歳半から2歳半の1年間を指します。その1年間は乳歯がたくさん生えてくる時期で、歯並び・かみ合わせが安定せず、お口も汚れやすくなります。その結果、初めて虫歯菌に感染するお子さまがたくさんいるのです。3歳を過ぎると、乳歯列が完成して歯並びも安定し、虫歯菌も住み着きにくい衛生的な口内環境を築けるようになります。

 

▼虫歯の感染源は周りの大人?

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、お口の中に細菌がいません。それが成長する過程で虫歯菌に感染し、歯が溶かされる病気にかかってしまうのですが、その感染源となるのは主にご家族です。周りの大人が虫歯菌を持っていて、食器の共有やキスなどを通じてお子さまへと感染が広がるのです。そのため、感染の窓が開く時期は、できるだけリスクを軽減できるよう、振舞いましょう。

 

▼まとめ

 

このように、子供の虫歯の感染率・発症率は、2~3歳の頃の生活習慣などによって大きく変わります。とくに感染の窓が開く時期は、周囲の大人がいろいろと配慮してあげることで、そのリスクを大きく減らすことが可能となります。